に行って来ました。


神戸ルミナリエは、
平成7年1月に兵庫県南部地方を襲った阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂の意を込めると共に、
神戸の街の復興・再生への夢と希望を託して、この年の12月に初めて開催され、
今年で第21回目を迎えます。

神戸ルミナリエの作品は、毎年その年のテーマに沿ってデザインし、
このデザインに合わせた部材をイタリアから運んで、
イタリア人職人と日本人スタッフの手によって組み立てています。

直線道路上に配置する光の回廊「ガレリア」、
その終点の広場に展開する光の壁掛け「スパッリエーラ」などで構成されています。



今年の作品テーマは、
「心の中の神戸」



21年という歳月が経ったんだなぁという感慨深い思いと、
ここまで復興、再生した神戸に、夢や希望を見出す思い。

色んな思いが錯綜します。



私は、今回ルミナリエに来場したのは実に十数年ぶりでした。

以前、来た時は人の多さに酔ってしまい、ほとんど覚えていませんでした。


今回二度目の来場でしたが、しっかりと光の回廊や壁掛けなどを目に焼き付けてきました。




18時半に元町駅をスタート。

土曜日だったので、もっと人が多いかと思っていましたが、そうでもありませんでした。

それでも規制されていたので、ゆっくりゆっくりと進んでいきました。




そして、約1時間後。

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光の回廊が見えてきました。

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少しずつ近づいて行きます・・・

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かなり近づいてきました。

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光の回廊の中に入りました。


遠くから見ていたのと、間近で見るのとではまた違った美しさでした。




そして・・・

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「スパッリエーラ」(バラの冠)が見えてきました。


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感動するくらい綺麗です・・・。


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色んな角度から見ても、素晴らしい。


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本当にバラの冠のようでした。




そして今回新たに、東遊園地の噴水広場のところにも・・・

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音楽に合わせて噴水と光のショーのようなものを数分おきにやっていました。


幻想的な雰囲気でした。




東遊園地には屋台がたくさん出ていて、まるでお祭りのようでした。



ルミナリエが、イベント化されつつあることに疑問を感じる市民もたくさんいるという話を聞きました。

震災が風化されないようにも、ルミナリエは続いてほしいとは思いますが、
年々いろんな問題も生じているようです。
難しい問題も課題もあるのだと思います。




それでも、神戸は私にとっても生まれ故郷なので、神戸の街を愛する気持ちは今も変わりありません。



ルミナリエの季節になると、色んな思いがこみ上げてきますが、
こうやって今、神戸の街が光り輝いていることに安堵するのです。