夏の京都の風物詩と言えば、納涼床

一般的には京都鴨川では「ゆか」。
貴船、高雄では「かわどこ」と読むそうです。
また、大阪(北浜)では「川床」と書いて「かわゆか」と読むのが一般的だそうです。

毎年5月1日から9月30日まで設営され、
鴨川の右岸の二条大橋から五条大橋までの区間において、
料理店や茶屋が川の上や、屋外で川のよく見える位置に座敷を作り、料理を提供しています。

最近では、常連の顧客以外でも普通に入れるお店や、
割烹料理以外の洋食を提供するお店も増えてきました。
とは言え、お値段はそこそこ高額になります。


でも、床席料込みでリーズナブルなお値段で提供するお店も探せばあるんですね。
今回は、床席料込みで【納涼床京会席コース 税込み6264円】というプランを見つけ、
早速予約をしました。


お店は、先斗町にある



浴衣を着て仏光寺通りのカフェでお茶をした後、タクシーで先斗町まで向かいました。


19時~の予約で、15分ほど前にお店に到着。
まだ日が明るく、日中の日照りが残っていて暑かったです。


18時50分。
まずはビールで乾杯🍻

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と言っても、私以外の二人はアルコールがダメで、烏龍茶。

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川床のテーブルはほぼ満席でした。

私の後ろのテーブルには、フランス人家族が座っていました。
浴衣のような服を着せてもらっているチビッ子ちゃんは、
フランス人形と日本人形がミックスしたような可愛らしさ♡


店員さんが撮ってくれました📷

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(男性店員さんはとてもいい接客でしたが、
川床の時期だけ臨時で雇われているであろう女性店員さんは、すべてにおいて不慣れで、
お料理の説明もまともに出来ていなかったのが残念でした。)



さて、お楽しみのお料理です。

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■先付 変わり豆腐 トマト・紫蘇 ジュレ仕立て


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見た目が、雲丹のようですが、トマトと紫蘇が混ざった色なんですね。

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■造里 本日の鮮魚二種 あしらい一式


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鮪と鯛でした。

盛り付けも綺麗♪


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■焼物 京茄子 鶏味噌焼き


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スプーンで中身をくり抜いて食べてもいいそうですが、そのまま皮も食べられるそうなので、
皮ごと食べちゃいました。


ここまでお料理が出て、19時半頃でした。

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少しずつ日が暮れてくるのがわかります。


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■炊合 夏野菜


オクラと赤ピーマン、とうもろこしの3種。
緑、赤、黄色と綺麗に3色揃いました。

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■炊合 鱧落とし


京都の夏の風物詩ともいえる「鱧」。
やっぱり「鱧落とし」がいいですね~。


それと、「鱧の天婦羅」もいいですね。

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■油物 鱧 季節野菜 天婦羅 塩・柑橘


鱧の天婦羅と、グリーンアスパラとズッキーニの天婦羅です。
レモンと塩、好みで。



時刻は20時。
そろそろ辺りは暗くなってきました。

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賀茂川の河川敷にはカップルが仲良く座っています💑


次のお料理は、お肉🥩

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■陶板 黒毛和牛 野菜


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サシと脂身がいい具合に入っている黒毛和牛。
美味しそう🤤

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野菜は、椎茸とかぼちゃとヤングコーン。

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自分で焼いて食べるのでテンションが上がります↗

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お肉には、赤ワイン🍷

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美味しそうに焼きあがりました🥩

にんにく醤油・塩・柑橘でいただきます。
お肉は塩だけで十分美味しいですね。


最後は

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■御飯 ちりめん山椒ご飯 赤出汁 香物


ちりめん山椒、美味しかったです。
赤出汁も香物も全部きれいにたいらげました。


デザートも別腹。

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■甘味 黒糖シャーベット


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黒糖のシャーベットも美味しかったです。

温かいお茶で〆。




時刻は21時過ぎ。
もう、真っ暗です。

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河川敷に座っている人たちも、私たちも、この時間になるとかなり涼しいです。

あんなに暑かったのに、やはり川床って涼しいんですね~(●ˇ∀ˇ●)



川床も、ほとんどの人が食事を済ませて帰りました。

なので、川床席の写真を撮らせていただきました。

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浴衣を着て食事をしていたのは今回私たちだけでしたが、
写真をあちらこちらで撮っていると「撮りましょうか?」と声をかけてくださり、
とても親切でした。


食事を終えてからも、ゆっくりと川床の雰囲気を楽しめました。

お料理もとても美味しかったです💮