~2017年のマイベストレストラン~



今年初めて訪問して、とても気に入ったレストランのベスト 3⃣ を選びました。

第3位は大阪市福島区・堂島のイタリアンレストランRECELLA RINASCE(リセラリナーシェ)
第2位は大阪・天神橋筋六丁目のローストビーフと仏料理レストランノワドココ
でした。



では、いよいよ第 1⃣ 位の発表です!!





イタリア・マルケ州の郷土料理を学んだシェフが経営されるイタリアンレストランと聞いて、
マルケ州のイタリアンが大好きな私は飛びつきました。


レストランは芦屋市の住宅街の一角にあります。

電車で行く場合、少し不便な場所にありますが、
車で行く場合も、駐車場は共有の駐車場が2台しかないので、満車の場合は近隣コインパーキング(有料)
に駐車することになります。

阪神本線 芦屋駅 徒歩6分
阪急神戸線 芦屋川駅 徒歩11分
JR神戸線 芦屋駅 徒歩12分



2014年11月にオープンしたこちらのお店。
イタリアン家具ブランド【DePadova デパドヴァ社】公認のコラボレストランなのです。

シンプルだけど、知的で温かみのあるハイブランド家具メーカーとして有名なので、
是非ともショールームにお邪魔したかったのですが、ショールームは18時までだったようで、
レストランの予約が19時だったので、お店の前に到着した時には既にクローズしていました。
残念・・・💧
次回はランチにお邪魔して、ショールームにも行こうと思います。


さて。
この日のディナーは、家族の一人の誕生日祝いを兼ねた食事でした。
特に、バースディーメニューはお願いしなかったのですが、本人も私たちも大変満足いたしました💮


コースメニューは、【 vivace ヴィヴァーチェ コース 】(税抜き4800円)

こちらのコースは、前菜が2種。
前菜が好きな私はそれだけで、テンションが上がりました↗


まずは

【antipasto 前菜1】 前菜3種盛り合わせ


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「鮪のインサラータ ブッラータ、坂越産牡蠣の冷製」


鮪のインサラータとは、カルパッチョサラダのようなものですが、お口の中でとろけそうでした。

さらに、イタリア原産のフレッシュチーズ=「ブッラータ」も、最高のチーズです。

そして、大好きな牡蠣。
ジュレになっていました。お洒落で美味しいっ。



そして、

【antipasto 前菜2】


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「北海道産、秋鮭のコンフィー」

「コンフィー」とは、オイルに食材を浸し低温でじっくり煮る調理法。
魚では鮭やサーモンなどで料理されることが多いですね。

秋鮭も、旬のメニューなので、脂がのっていてとても美味しかったです。
コーンなどが散りばめられたお洒落な盛り付けにも感動しました。


前菜だけで、こちらのお店がいかに素晴らしいかわかりました。
オープンしてすぐ瞬く間に人気が出たのも頷けました。



そして、こちらもコースは前菜が2種出るだけでなく、パスタ料理も2種いただけるのです🍝

まず1品目は、シェフが修行したイタリア「プーリア州」の郷土パスタ “オレキエッテ”

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オレキエッテは、「小さな耳たぶ」という意味で、食感が楽しい手打ちパスタ。

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「浅利とボッタルガのパスタ」


「ボッタルガ」とは、ボラやマグロの卵巣を塩漬け・乾燥にしたもので、カラスミの一種。
浅利もボッタルガも大好きな食材。

こんな珍しいパスタがいただけるだけでも貴重なのに、お味も美味しいっ。



そして2品目のパスタは、旬の食材に合わせたパスタが提供されるとのこと。

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「ボローニャ風、茄子とミートソースのパスタ」


こちらのパスタもシェフの手打ちパスタ“タリアテッレ”
イタリア北部ではこう呼び、イタリア中南部ではフェットゥチーネと呼ぶそうです。
細いリボン状のパスタですね。

ボローニャではミートソースであえるのが定番なので、「ボローニャ風」というメニューなのでしょう。

こちらも好みのパスタだったので、幸せ気分♪



前菜とパスタだけで、もう幸せ気分全開でしたが、まだこれからがメインです。


【secondo piatto メイン】 本日のお肉のロースト or 本日の魚料理


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「鹿児島県産 白美豚のロースト」


黒豚ならよく聞くけれど、「白豚」?鹿児島(薩摩)の白豚なんて初めて食べました。
くせが無くてさっぱりした脂身だけど、ローストされたお肉がジューシー。
ソースがまた美味しくて、いろんなお野菜と一緒にいただきました。

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ワインも、その都度お料理と好みに合わせて持ってきてもらいました。
幸せ~(*^^*)

メインは、お肉とお魚のどちらかを選びました。

魚の方は、「淡路産天然鯛のグリリア」でした。


美味しすぎるお料理は、目でも楽しませていただきました。
盛り付けや、お皿のチョイスなどが素晴らしい。
シェフお一人で全部されていたのでビックリしました。




最後は
【dolce デザート】 デザート3種から


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私は珈琲と一緒に「ガトーショコラ」


後の2品は
「グレープフルーツのジュレとミントグラニータ」
「パンナコッタ キャラメルソース」でした。



デパドヴァ社の家具を使ったテーブルや椅子。

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お洒落で洗練された素敵なインテリアでした。

夜の雰囲気と、昼間の雰囲気はまた違ったものがあって、素敵なんでしょうね。


お店を出る時、シェフもお見送りしてくださいました。
ごちそうさまでした。


【ミシュランガイド 兵庫特別版 2016 】にも掲載されたとのこと。
おめでとうございます。

隠れ家レストラン風だったのに、これからはなかなか予約が取れなくなってしまうのかなぁ。



オステリア ヴィヴァーチェ コン エ デパドヴァ

※現在は、カフェ デパドヴァ (caffe e Depadova)としてリニューアル。
ディナーは、貸切予約受付のみ。 (2020年5月追記)