大阪府池田市と兵庫県川西市の境目あたりにお店はあります。

創業は元治元年(1864年)だそうです。

大阪最古のうどん店と言われています。



池田市で幼少期を過ごした私ですが、
これまで来店する機会がなく、今回初めて伺いました。

亡くなったペットの火葬をしに行った帰りでした。



悲しみでどんよりとした気分のまま、いただいた「ささめうどん」

200116

谷崎潤一郎氏のご婦人、松子さんが召し上がられた際に、
谷崎潤一郎氏の名作「細雪(ささめゆき)」からその名が付いたそうです。

そんな由来のある「ささめうどん」は、この店の名物メニュー。

度々、グルメ情報番組などのメディアにも登場しています。


あんかけ仕立てのとろみがきいた出汁に生姜も効いているので、
寒い時は体がポカポカに温まります。
なので、真冬でもテーブルには団扇が常備されています。


うどんは細めん。
餡かけ仕立ての出汁にとてもよく合います。

トッピングは三ッ葉と蒲鉾。
そして、塩昆布とすりゴマも乗っているのがユニークですが、これもまたよく合います。



悲しみで、食欲もなく、どんよりとした気分で食べたにもかかわらず、
とても美味しかったです。

身体が温まったお陰で、少し気分も晴れました。