京都の夏の風物詩といえば「鱧(ハモ)」。

まさに今が旬ですね。


産卵前のこの時期は、脂がのり、梅雨時の水をたっぷり飲んで美味しくなるんだそうです。
これから盛夏に向かってどんどん脂がのり、秋の名残りの時季まで楽しめますね。


そして、京都の夏と言えば、祇園祭
祇園祭は、別名を「鱧祭」と言うほど、京都の夏と鱧は切っても切れない仲。

また、京都だけでなく、大阪の天神祭りにも欠かせない魚なので、
鱧と祭は切っても切れない間柄ってことですね。


「鱧の湯引き」や「鱧しゃぶ」、「鱧天ぷら」など、鱧料理は色々あります。
が、やっぱり私は鱧しゃぶ・鱧ちりが一番好きですね~♪


今シーズン初の、鱧ちりを食べました🍲

京都の料亭なんかで食べたいものですが、今回は淡路産の鱧を買って来て、家で食べました。

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骨切りした鱧が綺麗に並んでいるのを見ただけでも美味しそうです。

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昆布で出汁を取る際に、鱧の頭の部分と骨の部分だけを入れました。


一口サイズに切った鱧を、お鍋にくぐらせて、しゃぶしゃぶ。
鱧の風味が溶け込んだお出汁に玉ねぎや豆腐、生麩、引き上げ湯葉、三つ葉も。


鱧は、お出汁をしっかりと吸い上げると、鍋の中に花が咲きます。
写真を撮るのも忘れ、うっとりしていました。


家庭ではなかなか美味しい出汁が取れないので、ポン酢でいただく「鱧ちり」にしましたが、
料亭でいただく機会があるならば、お出汁も楽しめる「鱧しゃぶ」が食べたいです(^-^)