アカガレイの主な産地の漁期は、北海道が通年、鳥取県では9月から翌5月、
福井県では底びき網漁が解禁となる9月初旬から4月下旬(越前町では9月から2月)、
京都府では11月から3月となっています。
11月にはズワイガニ漁も解禁となり一段と漁獲量が増えるようです。


市場には通年流通していますが、
産卵期に向け深場から主漁場となる浅場に集まってくる時期に漁獲量が増え、
最も取扱金額が高くなるのは2月から3月で、腹に卵や真子が充実し旬となります。


次いで出始めの9月から10月で、この頃は身に脂がのり、身自体が美味しい時期となります。

なので、秋が「子持ちカレイの煮付け」の美味しい季節ということになります。

旬の時期は少し過ぎてしまいましたが、クックパッドで簡単に上手にできる技を教えてもらい、
以前作った「子持ち赤カレイの煮付け」(2018/3/12)
以来、二度目の挑戦をしました。

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尾っぽの方なので、卵はありませんが、以前よりも皮が剥がれずに綺麗に出来上がりました。

↓ 以前の煮付けは、皮が剥がれてしまっていました。

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子持ちの魚は、卵の芯まで火が通るのを待っていると、身が煮えすぎてパサパサになるので、
腹から卵を一度取り出して、調味料で煮る前に、さっとゆでておくことが生臭くならないそうです。

なので、面倒ですが、分けて煮る方がどちらもふんわりと煮付けられるってことですね。