宝鏡寺を拝観した後、お寺のすぐ傍に綺麗な和菓子屋がありました。

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宝鏡寺へ向かうタクシーの運転手さんもおっしゃっていましたが、

宝鏡寺の辺り(寺之内通界隈)は、寺院茶道具の店人形の店が軒を連ねています。

人形店が多いのは、宝鏡寺が「人形の寺」と呼ばれているからで、
茶道具の店が多いのは、この近くに、表千家の不審庵と裏千家の今日庵があり、
茶道資料館もあるからだそうです。

茶道具の店や、お茶に使われる和菓子の店があったりして、
この界隈は、独特な雰囲気の風情がある、街並みでした。

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暖簾には俵屋吉富さんの俵の絵が。


本店は室町通にあるそうです。

こちらの小川店は、平成18年9月15日に茶道発祥の地にほど近い「茶菓子」の店として開業されたそうです。


店舗のお隣には、茶房「茶ろん たわらや」が併設されていました。

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「あんみつ」はじめ、甘味やお抹茶、季節の生菓子などがこちらでいただけるようでした。


でも結局、茶房には入らずに、葛湯を買って帰りました。

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紙袋に描かれているのは、

俵屋吉信さんの代表的なお菓子が、粒餡と村雨餡が一本ずつ巻かれて「雲に乗る龍」
の姿を表現した銘菓「雲龍」だから。

ひと際目立つ紙袋なので、知る人が見れば一目瞭然なのでしょうね。


葛湯は、久寿湯、抹茶味、お汁粉の3種を組み合わせて5個買って帰りました。

母にお土産として手渡すと、喜んでくれました。