京都府京都市左京区大原勝林院町にある天台宗の寺院。
「額縁に入った絵のような庭」=「額縁庭園」が有名なのは知っていました。
いつか来てみたい。見てみたい。
と思っていたので、念願が叶いました♪
参拝の受付を済ませて、中に入ります。
まず初めに、「囲炉裏の部屋」というのがありました。
炉を囲みながら、庭園を眺めることができます。
真冬だと、庭園に雪が積もっていて風情がありそうですね✨
そして、客殿へ。
部屋の中から格子越しに鑑賞できる「亀鶴庭園」。
池の形が鶴、築山が亀、山茶花の古木を蓬莱山とみるそうです。
そして、客殿の西方へ。
「五葉の松」
それはそれは大きくて、見上げなくては目に入りません。
この樹齢700年を超える五葉の松を、柱と柱の空間を額に見たてて観賞する「額縁庭園」。
庭の名前は盤桓園(ばんかん、立ち去りがたい意)。
お抹茶と若狭屋手作りの和菓子をいただきながら、庭園を眺めます。
畳に座して、風情を感じ、かつ、我が心をじっくり見つめる。
ゆったりとした時間が静かに流れるようでした。
まさに、立ち去り難い気持ちになりました。
最後に「五葉の松」を外側から。
近江富士を型どる樹齢700年の五葉松は、京都市指定の天然記念物。
「大原や 無住の寺の 五葉の松」 高浜虚子
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