母と二人で行って来ました。


阪急池田駅改札口で待ち合わせして、そのまま歩いて3分ほどの所にありました。

何度も近くを通っていながら、こういうお店があるのは知りませんでした。



17時開店とあったので、17時10分くらいにお店に入りました。

「二人なんですけど・・・いいですか??」と、お店の中にいた方に訪ねました。
「どうぞー!」との返事。


10席ほど並んだカウンターに通されました。

玄関で靴を脱いで入るシステムにはちょっと驚かされました。
居酒屋でありながら、普通の家にお邪魔するような感覚。

こういうのって新鮮でいいですね。



まだ誰も入店されていなかったので、私たしが一番客。
一番奥のカウンターに座りました。


お店の中には、大将らしき男性と、他に3人くらいの男性スタッフ。


まず、飲み物のオーダーを聞かれたので、生ビールを注文。


初めて来店した私たちは、何もわからないので、とりあえずメニューの品書き帳を開きました。
飲み物、食べ物すべての通常メニューが書かれていました。


しかし・・・

「酒肴料理」「鮮魚」とうたっているお店なのだから、その日の仕入れによってメニューが変わるはず。

何を注文しようか迷いながら、キョロキョロしていると・・・


「今日のメニューは今、書いていまして・・・、
昨日のメニューがこちらになります」
と言って、手書きのお品書きを見せていただきました。

「昨日のメニューなので、今日は無い品もあるかと思いますが」と言われたけど、


やっぱりあったんだ・・・「本日のメニュー」ってものが。
先に言って欲しかったなぁ。


鮮魚なんて、季節や時期によって全然違うし、
その時季にこそ美味しい鮮魚を食べたくて来てるんだから。


ちょっとムッときたけれど、気を取り直して
シマアジのお造りと、あん肝を注文。

すると、バイトさん?の男の子が、大将らしき男性に「できますか?」と確認していました。

本日のお品書きを書いていらっしゃった大将は頷いたんでしょうね。
「できます」と笑顔で対応してくれて、ちょっと安心しました。


厨房には他にも男性がいらっしゃったみたいなので、
何人かが調理されるんでしょうか。
奥のカウンターからは見えませんでした。



でも・・・
大将?は、できれば開店時間までに品書きしておいて欲しかったです。


わざわざ混み合う時間を避けて、空いている早い時間に来て、静かに飲みたい客もいるんです。


暖簾をくぐる時に、「あれ?入ってもいいの?」みたいに躊躇しながら入るのって、
凄く勇気がいるんですよね。


暖簾をくぐった時に、「いらっしゃい!」っていう元気な掛け声が聞こえると、
それだけでも凄く嬉しいもの。

入店時の応対だけで、その店の印象が決まってしまいますから、大事なことだと思います。



今日は、写真は一枚も撮りませんでした。
なんとなく、そんな雰囲気ではなかったし。

でも、シマアジもあん肝も美味でした。


続いて、穴子の天ぷらと酢牡蠣を注文しました。

牡蠣は、まだ身が小さくてしんなりしていたので残念でしたが、天ぷらは美味しかったです。


酒肴に合わせて、冷おろしもいただきました。



肴は、盛りつけも綺麗で美味しくいただきましたが、
どれも量が少なくて、値は少々高い。

お酒もそう。
酒の器も素っ気ないものでした。


池田という土地で、鮮魚を扱った美味しい居酒屋は数少ないと思います。
でも、そこそこの値段を出して納得できるか否か・・・
となると、うーん・・・

残念(´・ω・`)



そこそこお客さんが入ってこられる時間になってきたので、お会計をしてもらって出ることにしました。


新参者には少し冷たい対応だなって感じながら、店を出ました。

こちらから「ご馳走さまでした」と言って、初めて「ありがとうございました」と言われましたが
もちろん、外に出てきて来店の挨拶などありませんでした。


こんなのでは次また来たいなって思えないです。


なかなかいいお店なのに・・・とても残念でした。