沖縄本島南部の知念岬の近くにあります。
知念岬公園の無料駐車場に車を停めて、地域物産展というところでチケットを買い、
そこからさらに斎場御嶽入口までは、徒歩7〜10分(約400m)。
雨もパラパラ降って来て、時間もあまりなかったこともあり、急ぎ足で中に入りました。

世界文化遺産に登録されています。

琉球王国の創世神「アマミキヨ」が作ったと言われる聖地で、
南西諸島に広く分布している「聖地」の総称が「御嶽」です。
「せーふぁ」は「最高位」を意味し、「斎場御嶽」は「最高の御嶽」ほどの意味となるそうです。
地元では「神様に呼ばれた人でないとたどりつけない」とも言われるほどのパワーのある場所と言われ、
観光スポットでもありますが、聖地でもあるこの場所は拝みに来ている方々もいます。
海も見えました。

御嶽内に入る参道の入り口「御門口(ウジョウグチ)」に来ました。

緩やかな坂道を登って行きます。

雨が降っていたので、滑りやすくなっています。
御門口から登っていくと、左手に見える最初の拝所「大庫理(ウフグーイ)」にたどり着きました。


大広間という意味だそうです。
大庫理の岩をぐるりとまわった反対側にあるのが「寄満(ユインチ)」。

台所を意味するそうです。
続いて、「シキヨダルとアマダユルの壷」。

二本の鍾乳石から滴り落ちる「聖なる水」を受けるため、二つの壷が据え置かれています。
次の拝所は、「三庫理(サングーイ)」。

二本の鍾乳石と三角形の空間の突き当たり部分は、それぞれが拝所になっています。
大きな二つの巨大な岩の間を抜けて、岩に手をかざすとパワーを感じることができるそうです。
大きな二つの巨大な岩の間を抜けていくと、「久高島遙拝所」が。

海の彼方に久高島を望むことができます。
「神の島」と呼ばれています。
琉球王国最高の聖地でパワーをいっぱいいただきました。
小雨が降っていましたが、晴れやかな清々しい気分になれました。
斎場御嶽の入り口のところに、こんな工房がありました。


手づくりの漆喰シーサーなどの雑貨を作っておられるそうです。
901-1511 沖縄県 南城市 (1,207.39 km)
知念字久手堅301-1
098-943-0646
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