9月11日。
午後13時半頃のことでした。
午後からの仕事に向かうため、自転車を走行中でした。
自転車通行可のやや広めの歩道を、制限速度内で走っていました。
すると。
いきなり右側からミニバイクが近寄って来て、私にぶつかってきました。
ドーーン!!
ぶつかって、私は自転車ごと飛ばされて転倒。
無意識に「なんで???」と言葉を発していました。
まさか、バイクがぶつかって来るなんて思いもしなかったからでしょう。
ミニバイクを運転していた人も転倒していました。
私はすぐに起き上がることができたので、ミニバイクごと転倒している人の所に近寄って行きました。
すると、近くを通行していた人でしょうか。
女性が二人、私たちのところへ飛んできて「大丈夫ですか!?」と声をかけてくださいました。
私は「大丈夫です」と返事をしましたが、
ミニバイクで転倒した人はまだ起き上がっていなかったので、皆で近寄って声を掛けました。
すると、ようやく起き上がってそのままバイクにまたがりました。
かなり年配の男の人でした。
私に「ごめんな」と声をかけて来ましたが、
「大丈夫ですか?」とか「怪我無いですか?」といった言葉もありませんでした。
・・・。
助けに来てくださった女性二人は、心配そうに私に「救急車呼ばなくて大丈夫ですか?」
とか聞いてくれましたが、
ぶつかってきた男性からはそんな言葉もありません。
・・・。
仕方なく私の方から「連絡先、教えてもらえますか?」と、その男性に尋ねました。
すると、信じられない言葉が返ってきました。
「もう、ええやん」。
・・・え??
・・・。
信じられない言葉が返って来て、一瞬固まってしまいました。
「いや、それはないでしょう?」。
私も、そして助けに来てくださった女性二人も同じ言葉をかけられました。
すると。
そのまま黙って、バイクに乗って逃げようとしたのです。
私たち女性3人で、必死に、逃げないように、阻止しようとしました。
そして、一人の勇敢な女性が、
バイクのキーをさっと抜いて、エンジンがかけられないように阻止してくれました。
少し揉み合いになりかけましたが、
さすがに、走って逃げる元気はなかったのでしょう。
諦めた様子で項垂れました。
その間に、もう一人の女性が110番してくれていました。
私は、スマホでバイクのナンバーと、その男性をカメラで撮影しました。
(顔とバイクはわからないように修正しています)
女性3人で協力し合ったことで、なんとか大事に至らず済みました。
通報してから警察官が来るまでの時間がとても長く感じましたが、
おそらく5分もかかっていなかったと思います。
バイクで警察官が3人来てくれました。
ようやく、ホッと一安心です。
安心した途端、右足に痛みが走りました。
転倒した時に地面にぶつかったというよりも、
バイクのタイヤが私の右足に直接当たったような感触でした。
でも、我ながら上手にこけたみたいです。
転倒しても、すぐに起き上がれたのですから。
右足に痛みはありましたが、打ち身だけで、出血などはなかったのは幸いです。
助けに来てくださった女性お二人には、本当に感謝いたします。
私一人だったら、逃げようとした男を阻止することはできなかったでしょう。
連絡先を聞いていいかどうか迷っていると、
近くに車を停めたままだとおっしゃっていたのと、
お二人とも「事故の瞬間は見てないんです」と警察官に話しておられて、
警察の方が帰っていただくように言っていたので、すぐさま丁寧に御礼を伝えました。
ここからは、事情聴取と、事故の実況見分が始まりました。
事故の実況見分は、事故専門の交通捜査係の警察官がするそうなので、
最初に駆け付けた警察官と入れ替わるんですね。
通行車両の整備をする警察官も要するので、全員で10人近い警察官がやって来ました。
こちらは100%悪くない被害者なので、堂々としていればいいのですが、
なんとなく肩身の狭い思いでした。
事情を聴かれた内容は、
どのように走行していたかとか、事故が起きた瞬間と、転倒した状況などでした。
明らかに、ぶつかってきたバイクが悪いので、それについては細かく聞かれませんでした。
拙い絵ですが、簡単に説明するとこんな感じで事故は起きました。
私が走行していた歩道のすぐ左側に細い道があり、
バイクはその道に左折しようとしていたみたいです。
男が言うには、私が自転車で走行していたのは視界に入っていたそうです。
それなのに、無茶をして私を追い越して左折しようとしたみたいです。
わずか数秒、自転車が直進するのを待ってから左折すればいいだけのことなのに。
・・・当てられ損でした。
まさに相手の不注意と緩慢さと、傲慢さと、無謀が引き起こした人身事故です。
結局、事情聴取と実況見分に1時間以上も取られ、
仕事には行けず、自転車もつぶされ、散々な目に遭いました。
そして、何よりも怒りが収まらなかったのは、
ぶつかってきた男の態度です。
ぶつかって、怪我をさせておいて逃げようとした男です。
ひき逃げ未遂という犯罪は無いにしろ、あのまま逃げていたら「ひき逃げ」です。
そんな男なので、誠実さは微塵もありません。
にしても、です。
警察官にも散々、お説教されていたにもかかわらず、一言の謝罪もないのです。
幸い、逃走未遂男は任意保険に加入しているという事だったので、
今後、病院に通院した際の治療費や自転車の修理代などは保険会社から損害補償が下りるとのこと。
最後は、警察官が間に入ってくれて、お互いの連絡先を交換しました。
私の連絡先を相手には教えたくないところですが、
それは保険会社とのやり取りの中でいずれ分かること。
致し方ないですね。
その時、
最後に言葉を交わす時くらいは「すみませんでした」という謝罪があるだろうと思っていましたが、
最後までありませんでした。
もちろん、怒りが収まらない私は、
「反省してるんですか!?」と、やや声を荒げて言ってやりました。
すると。
また、信じられない言葉が。
「だってね・・・」。
はぁ!!??
「だって??!!」
何を言い訳しようとしてるの???
っていうか、言い訳できること、何一つないよ?。
警察官もあきれて、私に小声で
「何を言っても無駄かもしれません。怒るだけ損しますよ。」と言っていました。
確かにそうなのかも。
こういう奴は、反省するどころか悪いことをしたという自覚すらないのでしょう。
でも、最後に
「一生許さないから!!!」と、怒りをぶつけました。
まさに、捨て台詞です。
これで、少し怒りを収めるしかないでしょう。
この後、つぶれた自転車を押して、痛い右足を引きずりながら一旦帰宅し、
すぐに病院に行ってきました。
整形外科で、レントゲン撮影と診察をしてもらいましたが、
幸い「打撲」だけで済んだようです。
とは言え、翌日以降の方がもっと痛みが出てくるそうです。
湿布と、痛み止めの薬をいただいて、診断書をもらって帰りました。
翌日に、相手の保険会社から連絡がありました。
治療費と自転車の修理代と、仕事を休んだ分の給料保障など、一通りの話があり、
まずは治療に専念してくださいとのことでした。
そこまでは想定通りの内容でしたが、
今後、損害賠償の話し合いの中で焦点になってくるのは、慰謝料に付いてになるでしょう。
けがの治療費などは当然の損害賠償になりますが、
慰謝料というのは、被害者にとって一番苦痛である「精神的損害」に支払われるものです。
今回の事故は、一歩間違えれば傷害事件になりかねなかった人身事故だと思っています。
しかし、あくまで交通事故なので、そういった刑事事件にはあたらない。
だからこそ。
謝罪もなければ、誠意もない最低な人間だったと泣き寝入りしなくてはいけないのが納得いきません。
せめて慰謝料で、少しなりの誠意を見せてほしいものですが、期待はできないでしょう。
損害賠償保険金について色々調べてみましたが、
保険会社との示談交渉は、相手はプロなので、交渉はこちらが不利になるそうです。
なので、無料で相談できる法律事務所に相談依頼のメールをすることにしました。
するとすぐに返事があり、弁護士さんと直接、電話相談をさせてもらうことができました。
最初は、本当に無料で相談して、弁護士さんが親切丁寧に応えてくださるのかどうか不安でした。
でも、電話をくださった弁護士さんは女性の方でしたが、とても親身になって話を聞いてくださいました。
今回の事故の件で、一番困っていること、不安なこと、すべてお話ししました。
私は、少しでも賠償金をたくさん取りたいというわけではなく、
相手方からの誠意を示す慰謝料だけでも納得いく形になれば…と思っていましたが、
賠償金と、弁護士料を差し引いたら、手元に残るお金は僅かなものになりそうとのことでした。
それでも構わない、と強く思えるのであれば弁護士さんにお願いしようと思いますが、
まだ治療も終わっていない、示談の話もしていない現時点ですぐに依頼するのは早いと思いました。
弁護士さんも、「金額を提示されて、納得いかなければその時点でお考えになっては?」と
おしゃっていたので、少し様子を見てから考えることにしました。
法律や保険など、詳しいことが知りたいときは、
こういった弁護士無料相談にお願いしてみるのは、とても心強い味方になりますね。
打撲の箇所は、日に日に腫れて痛みも増していますが、
気持ちは少し落ち着きました。
仕事には自転車で通勤できなくなったので、
歩くのに痛みがひどい時はタクシーを使い、あとはバスを利用しています。
こういった交通費もとりあえず請求してみるつもりです。
9月14日
午後13時半頃のことでした。
午後からの仕事に向かうため、自転車を走行中でした。
自転車通行可のやや広めの歩道を、制限速度内で走っていました。
すると。
いきなり右側からミニバイクが近寄って来て、私にぶつかってきました。
ドーーン!!
ぶつかって、私は自転車ごと飛ばされて転倒。
無意識に「なんで???」と言葉を発していました。
まさか、バイクがぶつかって来るなんて思いもしなかったからでしょう。
ミニバイクを運転していた人も転倒していました。
私はすぐに起き上がることができたので、ミニバイクごと転倒している人の所に近寄って行きました。
すると、近くを通行していた人でしょうか。
女性が二人、私たちのところへ飛んできて「大丈夫ですか!?」と声をかけてくださいました。
私は「大丈夫です」と返事をしましたが、
ミニバイクで転倒した人はまだ起き上がっていなかったので、皆で近寄って声を掛けました。
すると、ようやく起き上がってそのままバイクにまたがりました。
かなり年配の男の人でした。
私に「ごめんな」と声をかけて来ましたが、
「大丈夫ですか?」とか「怪我無いですか?」といった言葉もありませんでした。
・・・。
助けに来てくださった女性二人は、心配そうに私に「救急車呼ばなくて大丈夫ですか?」
とか聞いてくれましたが、
ぶつかってきた男性からはそんな言葉もありません。
・・・。
仕方なく私の方から「連絡先、教えてもらえますか?」と、その男性に尋ねました。
すると、信じられない言葉が返ってきました。
「もう、ええやん」。
・・・え??
・・・。
信じられない言葉が返って来て、一瞬固まってしまいました。
「いや、それはないでしょう?」。
私も、そして助けに来てくださった女性二人も同じ言葉をかけられました。
すると。
そのまま黙って、バイクに乗って逃げようとしたのです。
私たち女性3人で、必死に、逃げないように、阻止しようとしました。
そして、一人の勇敢な女性が、
バイクのキーをさっと抜いて、エンジンがかけられないように阻止してくれました。
少し揉み合いになりかけましたが、
さすがに、走って逃げる元気はなかったのでしょう。
諦めた様子で項垂れました。
その間に、もう一人の女性が110番してくれていました。
私は、スマホでバイクのナンバーと、その男性をカメラで撮影しました。
(顔とバイクはわからないように修正しています)
女性3人で協力し合ったことで、なんとか大事に至らず済みました。
通報してから警察官が来るまでの時間がとても長く感じましたが、
おそらく5分もかかっていなかったと思います。
バイクで警察官が3人来てくれました。
ようやく、ホッと一安心です。
安心した途端、右足に痛みが走りました。
転倒した時に地面にぶつかったというよりも、
バイクのタイヤが私の右足に直接当たったような感触でした。
でも、我ながら上手にこけたみたいです。
転倒しても、すぐに起き上がれたのですから。
右足に痛みはありましたが、打ち身だけで、出血などはなかったのは幸いです。
助けに来てくださった女性お二人には、本当に感謝いたします。
私一人だったら、逃げようとした男を阻止することはできなかったでしょう。
連絡先を聞いていいかどうか迷っていると、
近くに車を停めたままだとおっしゃっていたのと、
お二人とも「事故の瞬間は見てないんです」と警察官に話しておられて、
警察の方が帰っていただくように言っていたので、すぐさま丁寧に御礼を伝えました。
ここからは、事情聴取と、事故の実況見分が始まりました。
事故の実況見分は、事故専門の交通捜査係の警察官がするそうなので、
最初に駆け付けた警察官と入れ替わるんですね。
通行車両の整備をする警察官も要するので、全員で10人近い警察官がやって来ました。
こちらは100%悪くない被害者なので、堂々としていればいいのですが、
なんとなく肩身の狭い思いでした。
事情を聴かれた内容は、
どのように走行していたかとか、事故が起きた瞬間と、転倒した状況などでした。
明らかに、ぶつかってきたバイクが悪いので、それについては細かく聞かれませんでした。
拙い絵ですが、簡単に説明するとこんな感じで事故は起きました。
私が走行していた歩道のすぐ左側に細い道があり、
バイクはその道に左折しようとしていたみたいです。
男が言うには、私が自転車で走行していたのは視界に入っていたそうです。
それなのに、無茶をして私を追い越して左折しようとしたみたいです。
わずか数秒、自転車が直進するのを待ってから左折すればいいだけのことなのに。
・・・当てられ損でした。
まさに相手の不注意と緩慢さと、傲慢さと、無謀が引き起こした人身事故です。
結局、事情聴取と実況見分に1時間以上も取られ、
仕事には行けず、自転車もつぶされ、散々な目に遭いました。
そして、何よりも怒りが収まらなかったのは、
ぶつかってきた男の態度です。
ぶつかって、怪我をさせておいて逃げようとした男です。
ひき逃げ未遂という犯罪は無いにしろ、あのまま逃げていたら「ひき逃げ」です。
そんな男なので、誠実さは微塵もありません。
にしても、です。
警察官にも散々、お説教されていたにもかかわらず、一言の謝罪もないのです。
幸い、逃走未遂男は任意保険に加入しているという事だったので、
今後、病院に通院した際の治療費や自転車の修理代などは保険会社から損害補償が下りるとのこと。
最後は、警察官が間に入ってくれて、お互いの連絡先を交換しました。
私の連絡先を相手には教えたくないところですが、
それは保険会社とのやり取りの中でいずれ分かること。
致し方ないですね。
その時、
最後に言葉を交わす時くらいは「すみませんでした」という謝罪があるだろうと思っていましたが、
最後までありませんでした。
もちろん、怒りが収まらない私は、
「反省してるんですか!?」と、やや声を荒げて言ってやりました。
すると。
また、信じられない言葉が。
「だってね・・・」。
はぁ!!??
「だって??!!」
何を言い訳しようとしてるの???
っていうか、言い訳できること、何一つないよ?。
警察官もあきれて、私に小声で
「何を言っても無駄かもしれません。怒るだけ損しますよ。」と言っていました。
確かにそうなのかも。
こういう奴は、反省するどころか悪いことをしたという自覚すらないのでしょう。
でも、最後に
「一生許さないから!!!」と、怒りをぶつけました。
まさに、捨て台詞です。
これで、少し怒りを収めるしかないでしょう。
この後、つぶれた自転車を押して、痛い右足を引きずりながら一旦帰宅し、
すぐに病院に行ってきました。
整形外科で、レントゲン撮影と診察をしてもらいましたが、
幸い「打撲」だけで済んだようです。
とは言え、翌日以降の方がもっと痛みが出てくるそうです。
湿布と、痛み止めの薬をいただいて、診断書をもらって帰りました。
翌日に、相手の保険会社から連絡がありました。
治療費と自転車の修理代と、仕事を休んだ分の給料保障など、一通りの話があり、
まずは治療に専念してくださいとのことでした。
そこまでは想定通りの内容でしたが、
今後、損害賠償の話し合いの中で焦点になってくるのは、慰謝料に付いてになるでしょう。
けがの治療費などは当然の損害賠償になりますが、
慰謝料というのは、被害者にとって一番苦痛である「精神的損害」に支払われるものです。
今回の事故は、一歩間違えれば傷害事件になりかねなかった人身事故だと思っています。
しかし、あくまで交通事故なので、そういった刑事事件にはあたらない。
だからこそ。
謝罪もなければ、誠意もない最低な人間だったと泣き寝入りしなくてはいけないのが納得いきません。
せめて慰謝料で、少しなりの誠意を見せてほしいものですが、期待はできないでしょう。
損害賠償保険金について色々調べてみましたが、
保険会社との示談交渉は、相手はプロなので、交渉はこちらが不利になるそうです。
なので、無料で相談できる法律事務所に相談依頼のメールをすることにしました。
するとすぐに返事があり、弁護士さんと直接、電話相談をさせてもらうことができました。
最初は、本当に無料で相談して、弁護士さんが親切丁寧に応えてくださるのかどうか不安でした。
でも、電話をくださった弁護士さんは女性の方でしたが、とても親身になって話を聞いてくださいました。
今回の事故の件で、一番困っていること、不安なこと、すべてお話ししました。
私は、少しでも賠償金をたくさん取りたいというわけではなく、
相手方からの誠意を示す慰謝料だけでも納得いく形になれば…と思っていましたが、
賠償金と、弁護士料を差し引いたら、手元に残るお金は僅かなものになりそうとのことでした。
それでも構わない、と強く思えるのであれば弁護士さんにお願いしようと思いますが、
まだ治療も終わっていない、示談の話もしていない現時点ですぐに依頼するのは早いと思いました。
弁護士さんも、「金額を提示されて、納得いかなければその時点でお考えになっては?」と
おしゃっていたので、少し様子を見てから考えることにしました。
法律や保険など、詳しいことが知りたいときは、
こういった弁護士無料相談にお願いしてみるのは、とても心強い味方になりますね。
打撲の箇所は、日に日に腫れて痛みも増していますが、
気持ちは少し落ち着きました。
仕事には自転車で通勤できなくなったので、
歩くのに痛みがひどい時はタクシーを使い、あとはバスを利用しています。
こういった交通費もとりあえず請求してみるつもりです。
9月14日
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