椎間板ヘルニアなどの腰痛治療専門のクリニックです。
「日帰り腰痛治療」専門クリニックとしては国内でこちらだけ。
なので、全国各地から患者が殺到しているようです。
新大阪駅から徒歩1分の場所にあるので、
新幹線や在来線で来院するにあたっても、便利です。
私が初来院したのは2021年3月15日。
まず電話で診察の予約を取りましたが、既に予約でいっぱいの状態でした。
でも、私の場合、クリニックに近い場所に居住していたので、
予約診のキャンセルが出たとかで、急遽、直近の日程で予約が取れました。
(ラッキー☆)
こちらのクリニックにお世話になるまでは、
ペインクリニックでブロック注射による痛みを緩和する療法で凌いでいました。
ペインクリニックの医師曰く、
腰の骨の炎症なので、完治するまで一年以上はかかると言われていました。
今できる治療のやれることはほぼ全て試してくださったので、
これ以上良くなることは無いのかもしれないと諦めかけていたところ、こちらのクリニックを知り、
最後の賭けみたいな気持ちで診療をお願いしました。
初診の2021年3月15日。
問診後、まずはMRIの撮影をしてもらいました。
そして、野中院長の診察をしてもらって、診断が出たのは「腰椎椎間板ヘルニア」。
そして、温存治療以外の治療となると、唯一出来る治療が、DST法という手術でした。
DST法(ディスクシール治療)
簡単に言うと、
従来の外科的手術(椎間板切除、減圧術、固定術等)にはない3つの特徴
があります。
1.外科的手術や幹細胞移植では不可能であった椎間板の修復・再生を行う事が可能
2.挿入した針と局所麻酔のみで治療が完結するため日帰り治療が可能
3.脊椎手術後の改善がみられない、または症状の再発も治療が可能
診察から約一カ月後。
2021年4月16日。
DST法(ディスクシール治療)を受けました。
高額の治療でしたが、もうこれに賭けるしかないと思い、手術を受ける決意をしました。
手術と言っても、治療そのものは25分程度。
局所麻酔による鎮痛を行った後、0.8㎜の針(穿刺針)を椎間板内に留置するといった治療。
「怖がり」「痛がり」の人は、眉を顰めるかもしれませんが、
痛みに強いという自負がある私は、何の不安もありませんでした。
実際、痛かったのは麻酔の筋肉注射を打たれた瞬間だけでした。
手術前は、腰を前屈後屈させると痛む程度で、
一番痛みが酷かった時に比べると、少しマシな状態でした。
こちらは回復室。
病院でいうと、入院時の個室みたいなものですが、どちらかというと、
ホテルの一室のように豪華でした。
大きなスクリーンのテレビも設備されていました。
治療後、こちらの回復室に戻ってきて、ベッドで1時間半ほど休みました。
~DST手術直後~
術後は、腰と下腹部にわずかな鈍痛が残っていました。
ベッドで眠ろうと思いましたが、眠れませんでした。
ベッドからテレビをぼーっと見ながら休んでいたら、
あっという間に野中院長の術後診察の時間になりました。
ベッドから起き上がるときは少し腰に痛みがありましたが、ゆっくり歩いて診察室へ。
野中院長から、治療の流れと経過報告を受けました。
造影検査により椎間板損傷の有無があった画像も見せていただきました。
治療は成功だったので、後は治療後の経過をゆっくり観察していくことになります。
治療後効果がわかるのは、個人差はあるものの、だいたい3~6ヶ月で大きな効果が期待されるそうです。
時間がかかる理由としては、椎間板内に血管が存在しないので、
椎間板修復・再生の為に必要な成長因子が骨からゆっくりと浸潤する形で補われるため
と考えられているからだそうです。
治療費の支払いを済ませて、駅へと向かいました。
電車で帰宅しました。
思っていたよりは、体が重く感じてしんどかったです💧
帰宅後は、痛み止めと抗生剤を服用しているためか、痛みはありませんでした。
なので、普通に軽い家事かこなしました。
ただ、その日は入浴はもちろん、シャワーも出来ないので、
早めに就寝しました(もちろん、アルコール摂取も✖)。
~術後2日目~
クリニックから「アフターフォロー」の電話がありました。
このような記述式で自分の回復経過を記録して、現状の体調などを報告しました。
やはり、DST法を行ったからと言って、すぐに痛みが消えるということは無いんだと実感しました。
~術後3日目~
術後初めて、外出。と言っても近所に歩いて買い物に行く程度。
気候も天気も良く、お散歩日和だったので、ちょっと歩くのにはちょうどいい気分転換になりました。
やっと入浴できたので体がすっきりしました。
~術後4日目~
術後初めて、電車とバスで外出。
少し重い荷物を持って歩いたからか、夜になってから臀部と足の付け根あたりがしくしく痛む。
~術後5日目~
やはり、坐骨神経痛。左部の腰からお尻,足の付け根にかけて痛む。
湿布を張って、凌いでいる状態。
~術後約3週間後~
ストレッチとウォーキングは毎日していますが、
腰の痛みは、ほとんど治療前と変わっていません。
来週から、ILM腰痛メディカルフィットネスの宿泊リハビリ
に参加してきます。
腰痛の原因である炎症を改善させ、腰痛改善へと導くプログラムなので、
腰痛の改善、症状の緩和が少しでもあればいいなぁと思っています。
また、こちらのブログでリハビリ後の経過報告をさせていただこうと思っています。
[追記]
腰痛で苦しんでおられる方が沢山いる中で、
こちらのクリニック、院長が診療されている治療は、頼みの綱の一つです。
現時点では自由診療で保険は適用されませんが、
将来、再生医療による腰痛治療の一つになって欲しいと私は思っています。
コメント
コメント一覧
コメントありがとうございます。
坐骨神経痛、辛いですよね。実は私も今、腰痛よりも坐骨神経痛の方が酷くなっています。
私の場合、腰椎椎間板ヘルニアから来ている腰痛だと思っていましたが、先日参加してきた宿泊リハビリプログラムで、骨盤のゆがみを指摘されました。
骨盤のゆがみは、姿勢だったり筋力不足からも来ているので、とにかく姿勢の矯正と、運動による筋力アップを指導されました。
すると、少しづつですが回復傾向に向かっています。
マツケンさんがどういう経緯で坐骨神経痛になっているのかわかりませんが、
DST法を選択される前に、まずは電話やメールでこちらのILC国際腰痛クリニックにご相談されてもいいかと思います。とても親切丁寧に相談に乗ってもらえますよ。
私も、リハビリを根気よく続けていこうと思っているので、またこちらで追記していきますね。
私の場合は椎骨のずれによる脊柱管狭窄症が原因だと診断されています。ただ昨年座骨神経痛を発症した際には神経根ブロック注射で痛みが解消したのが、今年再発した際には注射の効果が半分程度で腰の痛みはかなり解消したものの膝の痛みが取れずに歩行困難が続いています。住まいが九州なのでコロナ蔓延の現在、相談のために大阪まで行くのも大変ですので、できるだけ情報を仕入れてから受診の判断をしたいと考えているところです。過去に治療を受けた人のコメントが一番参考になりますので、今後もよろしくお願いします。
https://il-clinic.com/spinal-canal-stenosis
↑ILCクリニックのこちらに書かれている通りだと思います。
私もあらゆる治療方法を試した結果、どの方法も効かず、最終的にDST法に賭けました。
DST法が3~6ヶ月経たないと効果がわからないので、今はまだ大きな効果は感じられていません(椎間板内に血管が存在しないので、椎間板修復・再生の為に必要な成長因子が骨からゆっくりと浸潤する形で補われるため)が、
今は自分でも出来る努力をしようと思い、正しい姿勢、適度な運動をして、筋力と柔軟性を備えることを心がけています。
遠方からこちらのクリニックに受診される方が多いのも、それぞれの症状に合った適切な治療方法を指導してくれるからだと思います。
DST法を受けるか受けないかは別として、受診されるだけでも意義はあると思います。
また何か変化があれば追記いたしますね。
コメントいただいていたのに、返信が遅くなり申し訳ありません。
DST法は、腰のあらゆる病気にとって、最後の望みともいえる手段なのかもしれませんね。
私もそうでした。
残念ながら、保険適用外の手術になるので、費用が高額です。
なので、本当に治るのかどうかわからないのにDST法に踏み切るのは大きな決断がいりました。
でも、こちらの病院ではそういった不安や疑問に対して丁寧に答えてくれますので、
一度診察なさってはどうでしょうか?
私のその後の経過はというと、
正直なところ、完治したとは言えません。
でも、病院や併設のリハビリ施設で教わったストレッチや食事改善などにより、
随分と楽になりました。
そういった意味では、DST法を受けたことに間違いはなかったと思います。
なかなかブログを書く時間が今はありませんので、もし何かご質問があればまたこちらにお願いします。
私で少しでもお力になれたら…と思います。
毎日ブログを更新していません故、お返事が遅くなって申し訳ありません。
サイトウ様も別の病院で他の治療法を試してみられたのですね!
椎間板再生治療。なんとなくわかります。
DST法と同じで、効果が出るのに時間がかかるのも納得です。
今現在の私の状態ですが、以前よりも腰痛が緩和されています。それと同時に、肩こりなども無くなったように感じます。
もちろん、ヨガやプールでの歩行運動、ストレッチなどをしているのもありますが、
ようやくDST法の効果が表れたのかもしれません。
サイトウ様も治療の効果がありますようにお祈りしています。
ありがとうございます!
サイトウ様もご回復されることをお祈りしています。
その後、腰の調子はいかがでしょうか?
最近、DST法を知り色々調べて居る者です。
なぜか、ILC国際腰痛クリニックは、野中腰痛クリニックへ名称が変わっていますね。
しかも、ILC国際腰痛クリニック東京という名前の病院が、東京で開業されています。
ILC東京の方では、DST法ではなく、セルゲル法という手術方法です。
手術費もほとんど一緒です。
私は、今は痛みは治まってはいますが、痛みが頻発しているので、今後も油断できません。
何かしらの有効な治療を受けてみたいのですが、もうどれがいいのか分からなくなってきています。
費用がもっと安ければ、色々試せるのにナァ、と思います。
大変お返事が遅くなり、申し訳ありません。
コメントありがとうございました。
ILC国際腰痛クリニックは、野中腰痛クリニックへ名称が変わっていましたね!
東京でも開業されているのは知りませんでした。
私は手術後、リハビリの成果もあってか、腰の痛みはほぼ全くと言っていいほど無くなりました。
もちろん手術のお陰だとは思っていますが、リハビリテーションでの合宿と、
先生方の指導で、プールでのウオーキングや体操を根気よく続けたことも一因かと思っています。
今は、パーソナルジムに週一で通っていて、腰痛や肩こりまで改善されました。
歳を重ねれるにつれ、また腰痛を再発するかもしれないので、
毎日の運動は欠かせないと痛感しました。
アッキー様も毎日、簡単なストレッチや体操を少しづつでもされることをお勧めします。
また何かご質問等ありましたらコメント頂けたらと思います。